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更新日:平成25年6月1日

所信表明(三期目の町政運営について)

保健・福祉・介護の充実

 はじめに、進展する高齢化への対応です。
 近年、認知症を患う方が増加傾向にあるといわれており、これまでも、認知症に視点をおいた介護予防事業や、地域の方々を対象とした、認知症サポーターの養成事業などを行っておりますが、今後とも認知症を正しく理解し、予防と早期治療に取り組んで頂けるよう、支援体制を更に充実させてまいります。
 併せて、病気や障害により判断能力が不十分な方々が、消費被害にあわれたり、財産管理や、意思の決定に不利益が生じることがないよう、町内における成年後見体制を早期に構築させるなど、心豊かに安心して生活していただけるよう、住環境整備を含めた支援体制の充実に努めてまいります。

 次に、子育て期間中の医療費助成についてです。
 現在、子どもの医療費助成は、小学生までを対象に実施しておりますが、家庭の負担をできる限り軽減する目的で、対象を中学生まで拡大した助成事業を実施したいと考えております。なお、助成の方法につきましては、子育て中の家庭に有効なものとなるよう、検討を進めてまいります。

 次に、疾病予防の大きな柱となる生活習慣病の予防対策についてです。
 疾病の予防は、町民の健康意識の高揚が肝要です。健康意識が高まれば、健康診断の受診率も高くなり、いきおい疾病の早期発見・治療が可能となりますので、引き続き保健師が中心となり、積極的に地域へ赴き、町民の健康づくりを推進するとともに、がん検診などの保健事業や、予防接種などの感染症対策の受診率を高める取り組みにも意を用いてまいります。

 

災害に強い安全・安心なまちの実現

 台風や風水害、土砂災害、地震や火災から、町民の命を守るために、消防はじめ関係機関との連携を強化し、災害防止に努めてまいります。特に、東日本大震災の教訓から、「町民の命をいかにして守るか」という危機管理意識の徹底と、非常時における迅速な対応が強く求められております。
 こうした中、更新時期の到来する公共施設等のあり方を総合的に見直し、津波対策に対応した複合施設への転換をはかり「より災害に強い町づくり」の実現に向け取り組んでまいります。

 

自立するまちづくり

 始めに、財政の健全化についてです。
 財政運営につきましては、行財政改革の推進と国の地方財政対策が好転していることから、財政指標の改善、基金残高の増加など町の財政は、健全傾向にあります。
 今後とも財政の健全化を図りながら、産業の振興、地域の活性化、住民福祉の向上などに努めてまいります

 次に、定住移住の促進についてです。
 平成19年度から5年間で取り組んでまいりました第1期定住移住施策については、各種支援策のほか「レ・コードの森ニュータウン宅地分譲事業」の効果もあり、当初の計画を大きく上回る83戸262人の定住移住実績となっております。
 さらに、平成25年度から新たに21区画分譲を開始いたします「レ・コードの森スイートタウン宅地分譲事業」には、定住移住効果に大きな期待をするところですが、第2期定住移住政策および省エネ機器導入補助事業並びに住宅リホーム補助事業と連携を図った取り組みにより、定住移住を推進してまいります。
 また、平成26年度操業開始いたします日高食肉センターは、操業開始時には、約80人を超える新規雇用が見込まれますので、この方々が、新冠町に定住移住することができるよう、町内の事業者と協力しながら住環境の整備のための各種施策に取り組んでまいります。

 次に、地域公共交通の整備についてです。
 高齢者などに配慮した「利用しやすい移動手段の確保」や「公共交通空白地域の解消と身近な地域公共交通の確立」をめざし、買い物や通院、高校生の通学の利用も視野に入れ、町が所有しているバスの有効利用を考えながら、新冠町全体の公共交通体系の整備について検討を進めてまいります。

 次に、教育の充実についてです。
 幼児期から連続性のある教育を推進するとともに、信頼される学校づくりや確かな学力の育成、豊かな心の育成や学校経営の改善・充実などをはかり、次世代を担う子ども達のために、教育環境の整備・充実に努めてまいります。
 また、町民が生涯にわたって、自主的に学ぶことができるよう、レ・コード館を拠点施設に、生涯学習の充実をはかるとともに、青少年の健全育成や町民の健康増進を目指した生涯スポーツ、郷土・芸術文化など生涯教育の充実を支援し、学校・家庭・地域社会が一体となり、オール新冠として「人づくり」に取り組んでまいります。

 

いきいきとしたまちづくり

 いきいきとしたまちをつくるには、産業振興とそれにかかわる担い手の育成が不可欠であります。
 本町の基幹産業であります農業におきましては、軽種馬や畜産、酪農、そ菜生産を新冠町農協と連携し、農家所得の向上を図るため、第5次新冠町農業振興計画に基づく各種取り組みを進めます。
 中でも、新規就農者による担い手の拡充と後継経営者の育成や、地域および農業委員会との連携による「人・農地プランを活用した積極的な農地の流動化と集積化」を図り、生産性の高い農業を目指してまいります。

 次に、漁業振興でありますが、つくる漁業を積極的に推進し、漁家所得の向上を図るため、今やサケ定置漁に次ぐ漁獲高を上げております「タコ漁」の安定化のため、稚ダコ保育礁設置事業を継続して支援するとともに、コンブ礁の造成や、ナマコ種苗放流事業への助成も行ってまいります。
 加えて、これらの取り組みを、より高めるためには、生産物の付加価値の創造と地場産品の直売所開設、さらには、町内の商工業者と連携し、加工や調理などを行う地域産業の6次化などを推進してまいります。
 また、観光協会とも連携し、町内の魅力を発信し、交流人口を拡大させ、全道、全国の多くの方に新冠にお越しいただき、町内での消費拡大を図る取り組みを推進してまいりたいと考えております。

 次に、商工業の振興でありますが、商工会、建設協会の協力を得ながら、民間賃貸住宅の整備促進や、異分野への進出を支援し、経営の安定化と担い手育成を推進してまいります。 
 自治体は、いつの時代にあっても、また、どの地域にあっても、その内容に違いはあるものの多くの課題を抱えています。
 本町におきましても、行政運営にかかわった先達の誰もが、ときに早足で、ときに着実な前進によって困難を乗り越え、自治の歴史を重ねてこられました。
 今を生きる私たちも、新しい時代を綴るため、けっしてあきらめることなく、町民の皆様と手を携え、英知を結集し、挑戦を続け、課題を克服していく所存であります。

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