更新日:令和2年7月20日
7月13日、日高中部消防組合消防署新冠支署にて「令和2年度管理者訓練査閲」を実施いたしました。
これは、消防署新冠支署職員が災害に備えた日頃の訓練成果を、日高中部消防組合の副管理者である私が実際に見て確認するというもので、毎年実施されております。本年は、日高自動車道の延伸を視野に入れ、交通事故の発生により複数負傷者が発生したという想定で、救急救助活動をはじめ車両火災の発生による消火活動と大変ボリュームのある内容で行われました。
訓練は実際の車両を用い、交通事故により車体が変形して車内に閉じ込められた負傷者を、油圧を動力とし車両など強固な金属も破壊することができる救助器具を使用して、ドアを開放し救出した後病院へ搬送、さらに事故により発生した車両火災に対して、消火効率の良い泡消火薬剤を混合しての放水活動にて消火し終了いたしました。
消防職員の熱意と士気旺盛な姿に加え、迅速、的確、かつ安全な活動を査閲し、不測の事態に備え日頃の訓練で培った知識や技術の成果を大いに感じるものでありました。
今後におきましても、住民の皆様の生命、身体、財産を守るべく責務の重要性を深く認識し“安全で安心して暮らせるまちづくり”に務めていきたいと強く思っております。