更新日:令和3年4月1日
JR日高線(鵡川・様似間)が廃止・バス転換される4月1日、日高管内7町でつくる日高地域公共交通確保対策協議会が主催した「日高地域広域公共バス運行開始記念セレモニー」が、えりも-苫小牧間の「特急とまも号」の静内到着時にあわせ、管内7町長をはじめJR北海道幹部やバス運行会社社長などが出席して行われました。
この便は、様似で列車に乗り継いでいた時と同等の3時間50分で結び、広域の通院や買い物などの利便性の向上が期待されており、この日は午前7時18分に静内ターミナルに到着し、日高町村会長などの挨拶後、バスを見送りました。
平成27年1月に日高線が被災し不通となった当時、バス転換ということについて地域が決して望んでいた形ではありませんでしたが、今日この日を迎え様々な思いが交錯しているところであります。
JR日高線廃線に伴う広域交通の構築にあたり利便性に加え持続可能性なども協議しながらダイヤ調整を行ったところであり、転換バス運行後も利用状況やニーズを捉えながら交通事業者を含む関係者で協議を重ね、日高管内の公共交通体系が持続的で便利なものとなるよう必要な見直しを行っていきますので、地域の皆さまにおかれましては、新たな公共バスに関心を持っていただき、ご利用くださるようお願いします。