更新日:令和5年5月22日
令和5年5月19日、新冠判官太鼓保存会総会が、本町多目的交流センターにて開催され、お招きいただきました。
新冠判官太鼓は、わがまち新冠町の唯一無二の郷土芸能であり、今年の2月26日に新型コロナの影響から2年の延期を経て開催されました創立50周年記念公演を、私も会場で拝見させていただきました。太鼓のビリビリと肌で感じる迫力と、勇壮で躍動する打ち手の皆さまの姿に、私は大きな感動を覚えました。同時に、コロナ禍で疲弊した町民の皆さまに勇気と活力を与え、さらには希薄化した絆と誇りを取り戻す、大きな効果をもたらしていただいたことを確信いたしました。
公演の中では、貴保存会のこれまでの歩みも紹介されておりましたが、この貴重な郷土芸能である新冠判官太鼓を保存・伝承していくには、大変なご苦労があったこととお察ししますが、今日までの発展を遂げてこられたことにおいては、太鼓の演奏活動はもとより、打ち手の後継者づくりを通した『青少年の健全育成』を目的と使命に据えた、これまでの活動の積み重ねの賜物であり、歴代役員並びに会員の皆さまのご尽力に、心から敬意を表するものであります。
総会では、今年が4年に1度の少年太鼓募集の年にあたり、11人の小学校3年生児童が入会したこと、また、北海道太鼓連盟に加入し、更なる活躍の場を広げることをお聞きしました。
これからも、貴保存会に関係する皆さまの益々のご発展とご健勝をお祈り申し上げます。