更新日：令和７年３月３日
２月26日（水）午後６時30分より「少年国内研修交流事業」の報告会に出席させていただきました。本年度は小学校６年生から中学校１年生までの児童生徒19名が１月８日から３泊４日の日程で沖縄県での研修に参加し、研修の成果をこの報告会で発表しました。
本研修では、事前研修から「平和・歴史・自然・文化」の４つの研修テーマでグループを分け、事前に各研修テーマに沿った調べ学習や役割分担、金武町中川区子ども会との交流会で提供するレクリエーションの準備など、そして、現地での研修を経て、事後研修で、今回の報告会に向けた準備を整えてきたとのことで参加者の皆さんは限られた時間で仲間と協力して、相当な努力をしたことと想像します。
報告会では、各研修グループ別に、パワーポイントを活用した発表が行われ、沖縄の自然や戦争の歴史など、事前事後に調べたこと、現地を実際に見て肌で感じたことを、堂々と発表しており、子どもたちの頼もしい姿に誇らしく感じました。保護者の皆さまも子どもたちの成長に目を細めていたのではないでしょうか。また、パワーポイントを巧みに活用しており、現在小中学校の児童生徒に1人1台のPC端末が与えられていることから、日ごろのICT教育が活かされているなと感じました。
その他にも、高校生サブリーダーの宮本実智さんによる「金武町中川区との交流について」報告があり、金武町中川区のみなさまに暖かく出迎えていただき、大変すばらしいおもてなしを受けたこと、中川区の子どもたちと新冠の子どもたちが交流を通して、とても仲良くなったことが伝わり、新冠の子どもたちはかけがえのない素晴らしい経験と思い出ができたのではないでしょうか。
参加者代表挨拶をしていただいた山岡柊斗くんのあいさつにもありましたが、たくさんの作業や準備段階でうまくいかず、苦労して心が折れることもあったと思います。しかし、それを乗り越えて作り上げたものは必ず良いものになるということを忘れないでほしいと思います。皆さんの今後のご活躍を心より祈っております。お疲れさまでした。
本研修での貴重な経験については、将来に渡り大きな好影響を与えるものと捉えておりますことから、事業内容を充実させ引き続き実施いたしますので、多くの子ども達に、この経験をしていただきたいと思っております。
次年度は金武町中川区の子どもたちが新冠町に来ていただく予定となっております。受け入れるにあたり、どのようにもてなすか担当者を中心に参加者及び保護者、地域の皆さまとともに考えていきたいと思いますのでご協力をよろしくお願いいたします。
