更新日:令和7年3月4日
令和7年2月26日、新規就農者激励会に出席しました。
今回、新規就農されるのは、古岸地区にて施設野菜農家を開始する石垣さんです。石垣さんは町内受入農家にて令和4年から約3年に渡り農業支援員として農業研修を積まれ、今回晴れて農業者の一員となられました。
当町は、軽種馬産業を筆頭に、畜産業や稲作、施設園芸などの農業を中心に発展して来ましたが、近年は高齢化や人口減少による農業の担い手不足に悩まされております。その対策として平成23年度に取組みを始めた農業支援員(地域おこし協力隊員)制度が少しずつ実を結び、同制度を活用した、新規就農者は、これで11名となり、大変嬉しく思っているところです。
ご存じのとおり、少子高齢化に伴う農業後継者不足、物価高騰、TPPによる競争激化など農業を取り巻く情勢は一段と厳しさを増しています。この中にあって新冠町内に新たに1名の農業者が誕生したことは、当町にとって大変明るいニュースとなりました。
今後は、新冠町農業の担い手として、また、まちづくりを共に進める地域のリーダーとして、ご活躍を期待するところです。
また、激励会にご参加くださいました関係機関、受入農家の皆様、今後とも新規就農者確保に向け、まい進する覚悟でございますので、引続きご協力をお願いいたします。